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工場見学に来られました!(能美市教育研究協議会)

2024.11.20

2024年11月13日㈬、能美市教育研究協議会より視察研修の依頼を受けお招きしました。市内の小中学校における、技術・家庭科担当教諭を対象に12名がいらっしゃいました。当社の事業内容と対外的な取り組みの他、能美市のリサイクルの現状と課題について理解を深めることを目的に視察研修を行い、教育技術の向上に努めたいということでした。

最初にリサイクル施設の運用について工場見学をしながら話し、その後研修室にて、主な取り組みについて動画などで説明をしました。

主に辰口地区で今月から行っている「エコクッキング」について説明をし、それにまつわる動画も視聴していただきました。

  

後半はトレードオフカード(課題)の例を出し、リソースカード(解決のための資源アイテム)を使って、解決するゲームの例をお話しし、グループごとにSDGsカードゲームをしました。

教育現場の課題については、「人手不足」、「防災対策」、「不審者対策」などが挙げられましたが、まずは「人手不足」について、地域のリソースカードで解決策を練って発表していただきました。

・教員を増やすために、他市・他県より能美市への移住目的となるよう「里山」に「温泉」付きの1件家を建てて提供し、「国造ゆず」、「いしかわ動物園」の年間パスがもらえるなど福利厚生を充実し目玉にする。

・特に人が対応しなくても良いことに対しては「ロボット」に雑務を任せたり、また、「VR」や「バーチャル」も利用したりして授業を録画しておいて、複数のクラスで同じ内容の授業を視聴する。

・「企業」に資金協力してもらい、人で不足でも専門分野や多様性などを学べるよう「北陸先端科学技術大学院大学」へ他の学校と連携し要望を出し、教育型「VR」や「ロボット」を開発してもらう。

すぐには解決はできなくても、きっと解決できると信じて。

ゲームで解決策を練ることも新鮮に感じていただけたことと思います。

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