子供たちの環境学習・・・SDGsを考えよう②粟生小学校6年生






2025年6月6日㈮、能美市立粟生小学校の6年生たちにSDGsについてお話をしてきました。
「SDGsを考えよう!」と題したパワーポイントを使いながら、当社が行っているSDGsの取り組み説明の他、今からできる「3R」の実施について、そして、「2030年の能美市がこうなったらいいな~」という思いを「環境食育絵日記」として描いてもらうために、先輩たちが描いた代表的な絵も紹介しながら進めていきました。
後半は、地域で大事にしたい「人・物・事(資源)」を出し合い、それらに対して「どんな課題」があって「どのように解決をしていったらよいか」をグループで話し合い発表をしていきました。






粟生地区では、大事にしたいものとしてまず、「自然」、「農業・農家」、「健康・福祉」などがあげられました。しかし「人手・後継者不足」、「地球温暖化」、「動物がいなくなる」、「お金がかかる」などの課題があり、例えば、「健康福祉を充実させるためには、人手不足や医療費が高いとの問題が起こるため、一人一人が毎日ラジオ体操をして健康を心がける。」や、「地域の自然を守りたいが、絶滅危惧種のトミヨがだんだんいなくなっているので、保護施設を作るために、ポスターを貼って呼びかけたり、小さいうちから自然を守る体験をさせて人手不足を解消する。」といった解決策を出してくれました。「今日の学びや気づきを、おうちの方や周りにどんどん発信していってね!」と話し締めくくりました。
大事にしたいものの中でこどもたちがあげていた「トミヨ」は、能美市の環境グループの協力のもと、石川県で絶滅危惧I類に指定されています。粟生小学校では、水槽で4匹のトミヨとどじょうを飼育していました。えさに毎日赤虫をあげているそうです。


