子どもたちの環境学習・・・大根のエコクッキングを行いました!②和気小学校6年生







2025年12月18日㈭に能美市立和気小学校の6年生30人と大根1本をまるごと使った「人に優しい、環境に優しい『エコクッキング♪』を実施しました。
調理に入る前に、「簡単エコクッキング絵本」と題した動画を視聴してからエコクッキングを開始しました。エコクッキングとは、環境のことを考えた買い物と献立作り、無駄のない料理、片付けまでを指します。
地産地消のものを使うことで新鮮で美味しい地元の食材が手に入り、生産者の顔が見えて安心できること、輸送距離が短くCO2削減で環境に優しいこと、地域経済が活性化すること、そして食や文化への理解が深まることなどです。さらに調理器具も最低限、ガスや電気、水を使う量を減らすように意識することも大事です。
大根は吉川農園さんで採れた新鮮な葉付き大根、ゆずは能美市産を使い、ゆずみそは事前にこちらで作り準備しました。
「大根1本まるごとメニュー」
①ふろふき大根(※ゆずみそをつけて)
②大根菜のおひたし
③大根の皮きんぴら
子どもたちは大根をピーラーで皮むきする子、大根、葉を包丁で切る子、大根菜をゆでる子…分担して3種類の料理を進めていきました。なるべく洗い物も少なくてすむよう調理器具もお皿も必要最低限にし、ごみもなるべく少量にするよう意識しました。シンプルな味付けなので、大根本来の味も味わう事ができます。排水溝のごみもきれいに取って、最終的に203gでした!
エコクッキングを通して、
・環境負荷の軽減: 二酸化炭素の排出量を減らし、地球温暖化防止に貢献。
・節約: エネルギー(ガス・電気)や水の節約になる。
・健康: 旬の食材の活用や栄養を逃さない調理法で健康的。
・ゴミの削減: 食品ロスを減らし、ゴミの量を減らす。
これらの工夫は、地球にも家計にも優しい、持続可能な食生活を実践する第一歩です。