「のみこどもサミット 根上地区」を開催しました!
「こどもサミット 根上地区」と題し、1月25日㈭の2.3限目の学活の時間を使い、能美市立浜小学校と福岡小学校の6年生計138名が浜小学校体育館へ集合しました。子供たちが描いた環境絵日記「こうなったらいいな・2030年の能美」を元に、地域課題(トレードオフ)を地域資源(リソース)を使って解決していくというワークショップを行って意見発表する授業が今回のサミットです。前々日の大雪により、学校が休校となったため残念ながら参加はできませんでしたが、金沢星稜大学の人間科学部の学生さんたちのビデオメッセージを放映しました。
お互い同じ中学校へ通う校区内交流ということもあり、学校紹介と自己紹介をしてから開始しました。24班に分かれまちづくりを進めた結果、新たな課題が生じたという想定で、「丸いも」や「根上グリーンビーチ」、「松井秀喜」、「人口知能(AI)」など根上関係がある16個のリソース(解決をするためのアイテム)を使って解決策を考えました。
「エネルギーがクリーンな町にするため、火力発電を主な発電源とすることで、二酸化炭素の排出量を減少させたが、天候に左右され、安定した電力量を発電できなくなってしまった。」というトレードオフに対して、「手取川」と「新幹線」をリソースとして使い、「手取川の水を水力発電に使い、新幹線の上に太陽光パネルを設置し、走っているときに発電する。」と答えてくれたグループもありました。同じ課題でも違うリソースを使うといろんな解決法が出てきて、不正解はなく「なるほど・・・、こんな考え方もあるんだ!」とどれを取ってもワクワクする地域を描いていました。
特に最後のふり返りでは、たくさん手が上がり、「福岡小学校のこんな意見になるほどと思いました!」、「いろんな考え方を聞いてとても参考になりました!」という声が聞けたことに嬉しく思いました。