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子供たちの環境学習・・・SDGsを考えよう③湯野小学校6年生

2025.06.13

2025年6月10日㈫、能美市立湯野小学校の6年生たちにSDGsについてお話をしてきました。

「SDGsを考えよう!」と題したパワーポイントを使いながら、当社が行っているSDGsの取り組み説明の他、今からできる「3R」の実施について、そして、「2030年の能美市がこうなったらいいな~」という思いを「環境食育絵日記」として描いてもらうために、先輩たちが描いた代表的な絵も紹介しながら進めていきました。

後半は、地域で大事にしたい「人・物・事(資源)」を出し合い、それらに対して「どんな課題」があって「どのように解決をしていったらよいか」をグループで話し合い発表をしていきました。

 

湯野地区では、大事にしたいものとしてまず、「農業・農家」、「神社・伝統」、「動物との共存」、「安心・安全」などがあげられました。しかし「人手・後継者不足」、「地球温暖化」、「動物がいなくなる」、「お金がかかる」などの課題があり、例えば、「安心・安全な町にするには、進学や就職等で地域から人が離れていくので、人手不足を解消するために会社を作ったり、防犯を強めていく。」や、「地域の自然を守りたいが、住宅を作るために森林伐採をすると環境に悪く、人と動物との共存がだんだんできなくなっているので、今ある住宅をなるべく利用する。」といった解決策を出してくれました。

   

「今日の学びや気づきを、おうちの方や周りにどんどん宣伝して発信していくと持続可能な社会の形成につながるよ!」と話し締めくくりました。

大事にしたいものの中でこどもたちがあげていた「動物と仲良く」、「動物との共存」は、前日、当日と湯野小学校近辺にて体長1メートルほどのクマの目撃情報が相次いだこともあってなおさらなのかなぁと思いました。市と消防が連携してパトロールを行っていますが、登下校時もなるべく送迎をしてもらったりとこどもたちも心配な日々を過ごしているようでした。

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