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「のみこどもサミット 辰口地区」を開催しました!

2025.12.19

「こどもサミット 辰口地区」と題し、2025年12月17日㈬の1.2限目、能美市立辰口中央小学校の体育館へ集合する形で、辰口中央、和気、宮竹の3小学校の6年生計145名が、自分たちが描いた環境食育絵日記「こうなったらいいな・2030年の能美」を元に、カードゲーム形式でまちづくりの課題への対策を考え理解を深めました。

この開催に当たっては、1学期から市内8校の小学6年生とSDGsの勉強をして担任の先生方をはじめ各校長先生と相談のうえ進めてきました。お互い同じ中学校へ通う校区内交流ということもあり、先に学校紹介をして会を始めました。3つの小学校がそれぞれに、全員が意見を自由に交換できる環境で、明るく安心して成長できる学校と紹介をしていたことが印象に残りました。

ワークショップでは25グループに分かれ、農業や地域計画などのまちづくりを進めた結果、新たな課題が生じたという想定で、「機械(ロボット・ドローンなど)」や「交通機関」、「SNS」、「イベント」など16個のリソース(解決をするためのアイテム)を使って解決策を考えました。

「自然豊かな環境での農業を地域計画などで増やしているが、野生動物が出没し、住民や農業に悪影響を与えている。」というトレードオフに対して、「農業」、「イベント」の2つをリソースとして使い、「「イベント」を開き、人を集め、集まった人たちで「農業」体験として、山に木の実が実る木を植え、山にできる動物の食べ物を増やし、食べ物を求めて人里へおりてこないようにする。」と答えてくれたグループがありました。2025年今年の漢字1位が「熊」のように全国で熊による被害が相次いでいて、この問題も年々身近な問題となっています。子どもたちの意見としては、動物と共存できる環境を整えるといった意見が多いと感じました。同じ課題でも違うリソースを使うといろいろなアイデアが出てきます。このカードゲームの良いところは間違いがないということです。どんな発想でも良いので、堂々と言うことができます。。

  

この交流のように、お互いを認め合ったり、思考を深めたりする楽しさをこれからも感じることができる大人に成長していって欲しいです。そして、持続可能な社会をつくるために、個々が主体性を持ちみんなで力を合わせて課題を解決していって欲しいです。

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