「のみこどもサミット 辰口地区」を開催しました!
「こどもサミット 辰口地区」と題し、2024年12月18日㈬の1.2限目の学活の時間を使い、能美市立辰口中央小学校の体育館へ集合する形で、辰口中央、和気、宮竹の3小学校の6年生計165名が、自分たちが描いた環境食育絵日記「こうなったらいいな・2030年の能美」を元に、カードゲーム形式でまちづくりの課題への対策を考え理解を深めました。
この開催に当たっては、2学期から市内8校の小学6年生とSDGsの勉強をして担任の先生方をはじめ各校長先生と相談のうえ進めてきました。お互い同じ中学校へ通う校区内交流ということもあり、パワーポイントを使って学校紹介に工夫をしていました。
ワークショップでは25グループに分かれ、まちづくりを進めた結果、新たな課題が生じたという想定で、「動物園」や「祭」、「SNS」など16個のリソース(解決をするためのアイテム)を使って解決策を考えました。
「きれいな緑のある町をつくるために公園や道、様々な施設の設計に手を加え、木や植物を植えられるようにしたら自然と共存できるきれいな町になったが、木や植物の手入れなどの費用がかかるようになってしまった。」というトレードオフに対して、「SNS」、「料理」、「白山」の3つをリソースとして使い、「手入れなどの費用を集めるために「SNS」で募金活動を行い、家庭では「料理」で余った食材を肥料にして集めることで食品ロスの削減にもつながるし、「白山」の木を切らないように木を守っていって、地球温暖化防止にも努める。」と答えてくれたグループがありました。食品ロスの削減や地球温暖化防止など地球規模で広い視点を持って意見している点が素晴らしいと感じました。同じ課題でも違うリソースを使うといろいろなアイデアが出てきます。このカードゲームの良いところは、間違いがないということです。どんな発想でも良いので、堂々と言うことができます。。
この交流のように、お互いを認め合ったり、思考を深めたりする楽しさをこれからも感じることができる大人に成長していって欲しいです。そして、10年、20年先の持続可能な社会をつくるために、みんなで力を合わせて課題を解決していって欲しいです。