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「のみこどもサミット 寺井地区」を開催しました!

2024.02.14

「のみこどもサミット寺井地区」と題し、2月9日㈮の3、4限目の学活の時間を使い、能美市寺井地区寺井、粟生、湯野の3小学校の6年生計178名と金沢星稜大学の井上教授とゼミ生6名も参加し、子供達が描いた環境絵日記「こうなったらいいな・2030年の能美」を元に作成したトレードオフ(地域課題)とリソ(地域資源)カードを使って討論をしました。

今年度の能美3地区の最後の会になりました。

寺井地区のトレードオフカードに挙げられていたのは、九谷焼の後継者確保や自然環境保護に関する課題解決に「九谷茶碗まつり」、「のみバス」、「地域のつながり」、「農業」など合計35個のリソースが挙げられました。

「九谷焼が身近にある町にするために九谷焼の工房や施設を増やすと九谷焼の商品を買う人が増え、九谷焼産業が盛んになった。しかし、たくさんの工房があるため、後継者がなかなか見つからず困っている」と2つの物事がうまく成立しない課題を、「のみバス」と「九谷茶碗まつり」のリソースを使い、「「のみバス」のデザインを九谷焼体験の宣伝にして、「九谷茶碗まつり」の会場で体験ができることを知ってもらい、楽しかったら仕事を紹介する」といった解決をしたグループもいました。

このカードゲームの良いところは、間違いがないということです。どんな発想でも良いので、堂々と言えます。

   

小学生の感想は、

・他の小学校と大学生と交流ができてよかった。中学にいっても仲良くできたら嬉しい。

・この授業を通してSDGsが分かった。さらに勉強していきたい。

など頼もしい言葉が聞けて嬉しかったです。これからもお互いを認め合ったり、思考を深めたりする楽しさを感じることができる大人に成長していって欲しいです。

最後に、令和6年能登半島地震の義援金として役立ててもらうため、生徒たちが集めたペットボトルキャップの寄託式も行いました。前回、福岡小学校からもいただいており、併せて約151㎏(福岡小20.8㎏・寺井小80.0㎏・粟生小16.2㎏・湯野小34.1㎏)が集まり、日本赤十字社県支部を通じて被災地に届けます。ご協力ありがとうございました。

 
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