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「のみこどもサミット寺井地区」を開催しました!

2025.02.06

「のみこどもサミット寺井地区」と題し、2025年1月31日㈮、能美市寺井地区の寺井、粟生、湯野の3小学校の6年生計179名と金沢星稜大学の井上教授とゼミ生7名も参加し、子供達たちが描いた環境絵日記「こうなったらいいな・2030年の能美」を元に作成したトレードオフ(地域課題)とリソース(地域資源)カードを使って討論をしました。今年度の能美3地区の最後の会になりました。

開会のあいさつでは、「①仲良く、②SDGSを学ぶ、③他の人の意見を認める」この3つを達成して下さいとのことでした。このカードゲームの良いところは、間違いがないということです。どんな発想も認めて意見し合えることで、仲良くSDGSを学べるということです。

 

寺井地区のトレードオフカードに挙げられていたのは、九谷焼の後継者確保や自然環境保護に関する課題解決に「九谷茶碗まつり」、「のみバス」、「地域のつながり」、「和田山」など合計35個のリソースが挙げられました。

「九谷焼が身近にある町にするために九谷焼の工房や施設を増やすと九谷焼の商品を買う人が増え、九谷焼産業が盛んになった。しかし、たくさんの工房があるため、後継者がなかなか見つからず困っている」と2つの物事がうまく成立しない課題を、「九谷茶碗まつり」と「ひぽ能ん・ぽぽ能ん・ゆず美ん」のリソースを使い、「「九谷茶碗まつり」で、能美のゆるキャラ「ひぽ能ん・ぽぽ能ん・ゆず美ん」に九谷焼を持って宣伝してもらい、後継者がいないことをいろんな人に伝えればよい。」と解決をしたグループもいました。

金沢星稜大学の井上教授からの講評では、グループ内での活発な意見交換を褒めていただきました。そして、世の中の発明の原点は、なにも難しいことではなく、日々の「何で?」、「どうしたらよくなる?」という身近な疑問から生まれていることがほとんどなので、これからも、疑問に思うことや発想を膨らませることを大事にして欲しいとおっしゃっていました。

最後の感想交流では、「緊張したけれど、グループ内で仲良くなれたので、中学校に行っても友達が早く作れそうです。」や「意見を言い合うことができて良かったです。」や、「SDGSの事をみんなで考え、触れ合える機会を与えてくれた先生方に感謝です。」という声が聞けたことに嬉しく思いました。

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