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「こどもサミット SDGsを考えよう!」を開催しました!

2021.03.05

「こどもサミット SDGsを考えよう!」と題し、3月4日㈭の3、4限目の学活の時間を使い、能美市辰口地区辰口中央、和気、宮竹の3小学校の6年生計166名と金沢星稜大学の新ゼミ生11名も各自ZOOMで参加し、子供達が描いた環境絵日記「こうなったらいいな・2030年の能美」を元に、自分たちでトレードオフとリソースカードを作って討論をしました。

この開催に当たっては、当社の南社長がコーディネーターを務め、3校長と担任の先生方、金沢星稜大学の新広昭経済学部教授、北陸コンソーシアムの今井和愛先生、そして運営のサポートとして北陸ソフト開発の皆さんのご協力のもと、ZOOM画面を共有しながらオンラインでの初の試みであったため、入念に打ち合わせを重ねてきました。

 

能美市版のトレードオフカードに挙げられていたのは、ごみをはじめ環境・生態系、農業、観光、子育てサービスなどの地域課題。

「ごみを資源に変えられる町にするために、ごみの再利用をすることによってごみの量を削減することはできたが、より細かいごみの分別が必要になって住民の手間が増えた」など2つの物事がうまく成立しない課題を、「SNSを通じてごみ分別のボランティアを集め、成果としてポイント制を導入して、ポイント数に応じて九谷焼をプレゼントする」といった解決をしたグループもいました。「九谷焼」「温泉」「国造ゆず」といった地域資源と「SNS」や「ロボット」といった最先端のアイテムを用いて、一見難しいと思う課題を楽しく解決していました。

このカードゲームの良いところは、間違いがないということです。どんな発想でも良いので、堂々と言えます。

小学生からは、

・大学生が参加してくれた事で、知識が豊富でさすがと思う意見が聞けた。

・他の小学校と大学生と交流ができてよかった。

・この授業を通してSDGsが分かった。さらに勉強していきたい。

また、大学生からも

・小学生にとっても環境や社会問題を考えるよいきっかけづくりになったのではないかと思う。

・楽しく考えることの大切さを改めて感じた。小学生のアイデアから視野を広げていきたい。

など頼もしい感想が聞けて嬉しかったです。

私たち大人も勇気と希望をもらいました。

この交流のように、お互いを認め合ったり、思考を深めたりする楽しさをこれからも感じることができる大人に成長していって欲しいです。そして、10年、20年先の持続可能な社会をつくるために、みんなで力を合わせて課題を解決していって欲しいです。

 

 

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