NEWS

子どもたちの環境学習・・・大根のエコクッキング②和気小学校6年生とSDGsの講習会⑦和気小学校6年生を行いました!

2024.11.15

2024年11月14日㈭に能美市立和気小学校の6年生たちと大根1本をまるごと使った「人にやさしい地球にやさしい!らくらくエコクッキング」を実施しました。

調理に入る前に、「地球環境を食から変える~私たちができること~」と題した動画を視聴してから、石川県地球温暖化防止活動推進員、ナチュラルフード&ライフコーディネーターの米山立子さんを講師にエコクッキングを開始しました。エコクッキングとは、環境のことを考えた買い物と献立作り、無駄のない料理、片付けまでを指します。さらに調理器具も最低限、電気やガス、水を使う量を減らすように意識することも大事です。

   

「無駄なく大根を使ったエコクッキング」

①葉までよろこぶ!大根菜のおひたし

②自然栽培の大根と油揚げの煮物

③ロスゼロ!大根と人参の皮きんぴら

子どもたちは米山さんに指導を受けながら、大根、人参をそれぞれピーラーで皮むきする子、大根菜をゆでる子、大根、人参と油あげを包丁で切る子…分担して3種類の料理を手際よく進めていきました。なるべく洗い物も少なくてすむよう調理器具もお皿も必要最低限にし、ごみも少量で残さず完食しました!ごみの量は約200gでした。ごみは回収して当社で有機肥料にします。エコクッキングを通して環境にやさしい食の循環を目指します!

続いては、「V Tuber玉姫ちゃんと学ぶ 北前船が育んだ食文化」というDVDを視聴し、江戸時代に栄えた北前船により、北海道から昆布やにしんが運ばれたことによって、北陸ならではの昆布巻きや大根寿司が作られたこと、また、江戸時代におけるエコな生活を知ることやや伝統や家庭の味の大切さを知ることなどを学んでもらいました。

それから、「SDGsを考えよう!」と題したパワーポイントを使いながら、「2030年の能美市がこうなったいいな~」という思いを「環境絵日記」として描いてもらうために、昨年度描いてもらった代表的な絵も紹介しながら進めました。

トレードオフカード(課題)の例を出し、リソースカード(解決のための資源アイテム)を使って、解決するゲームの例をお話し、グループごとにSDGsカードゲームをしました。どのチームもたくさんのリソースカードを使って解決策を出してくれました。例えば「水不足の地域で井戸水を掘ったら地番沈下が起きて家が崩壊しそうになった。」という課題に対して、「地域のつながり」、「SNS」、「企業」、「先端科学技術大学院」、「ロボット」、「温泉」のリソースを使って、「まず「地域のつながり」で、「SNS」を活用拡散して、クラウドファンディングで「企業」からお金を募集し、「先端科学技術大学院」の協力で「温泉」の水をろ過して飲料水にしたり、水がなくならないように「ロボット」に管理させるような発明をしてもらう!」など解決策を出してくれました。

   

 

この記事をシェアする
facebook
twitter