「こどもサミットSDGsを考えよう!」in 能美が開催されました!






2学期から市内8校の小学6年生とSDGsの勉強をしてきました。その成果報告を2月18日㈮の寺井地区を皮切りに、辰口地区(2月25日㈮)、根上地区(3月3日㈭)と「こどもサミット SDGsを考えよう!」として行ないました。昨年は辰口地区のみで行いましたが、今年は3地区別でZOOM画面を共有しながらオンラインで交流を深めました。


初めは「SDGs?聞いたことはあるけど・・・何するの?」、「持続可能な社会って?」とこんな様子の子どもたちでしたが、「私たちが行っている環境事業を通してお互い何ができるか一緒に考えていこう!」と事前授業で話し、「こうなったらいいな2030年の能美」を環境食育絵日記として描いてもらいました。その絵日記を元にして作った地域課題(トレードオフ)を地域資源(リソース)を使って解決していくというワークショップを行って意見発表する授業が今回のサミットです。金沢星稜大学の人間科学部の学生さんたちには、トレードオフカードの作成を手伝ってもらい、一緒にワークショップにも参加してもらいました。
お互い同じ中学校へ通う校区内交流ということもあり、学校紹介を工夫していたり、ワークショップ後の発表では「なるほど・・・、こんな考え方もあるんだ!」と思わせる発想は、同じ課題でも違うリソースを使うといろんな解決法が出てきて、どれを聞いても、笑顔あふれる街づくりを描いていました。授業をするうちに感じたことは、みなこの地域や仲間が好き!それぞれに友達や家族のことを考えているからこそ、いろんな発想が出てきてワクワクする地域を描けるんだなということです。こどもたちの「ワーッ!」という活気が渦巻く光景に多くの感銘を受けました。特に、子どもたちが元気よく話し合いをしている姿に、負けずにSDGsを推進する意欲をいただきました。感想発表では、たくさん手が上がり、どの生徒もSDGsが共通言語となっていました。「自分たちが行動を起こすことで変わっていくこと」、「そのために今できる事は何か」そんな言葉が出てきて、頼もしい姿を見ることができ嬉しく思いました。




教育関係者からは、「コロナ禍の中、小学校、地域、企業、大学がオンラインを通した連携・協働よるサミット(プロジェクト)は素晴らしいものだと思います。」、「教員もますます能美市を知りたくなる授業でした。」行政担当者からは、「子供達からSDGSという言葉がたくさん出てきて嬉しくなる刺激的な時間でした
。」大学教授からは「Zoomの中で、能美市の子どもたちのエネルギッシュな姿を見れました。学生もずっと大学に登校できずにいますが、勇気づけられたのではないかと思っています。来週も小学生に負けずに、しっかり準備をしていきたいです。」と感想をいただきました。